説明
製品仕様
長さ | 約89cm |
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傘の直径 | 約90cm |
親骨 | 40本 |
芯棒 | 籐巻き(傘回しカスタムのみほつれ防止カバーつき) |
傘布 | 正絹 |
付属品 | 布袋 |
ご使用上の注意点
- 「傘回しに使う傘の扱いについて」をご一読ください。
- 雨天での使用はできません。
- 絹の性質としてUV(紫外線)を吸収するため、日光に当たる時間とともに黄色く変色します。保管の際は日光を避けてください。
- 商品写真は撮影環境や、ディスプレイの種類・設定によって色味・質感が実物とは違って見えることがあります。また和傘はすべて自然の素材を使用した職人の手作りとなっているため、それぞれに色の濃淡、サイズ・質量において個体差があります。あらかじめご了承ください。
「傘回しカスタム」について
もとの絹舞傘は日本舞踊の道具として作られているため、そのままでは傘回しには適さない箇所がいくつかありました。
弊社では傘回し愛好家の方々からご意見をいただき、より傘回しがしやすい傘とするためにいくつかの改良を行っております。
改良点
傘回しに使う傘の扱いについて
傘回しに使用される傘は、もとは日傘や雨傘として使われている傘であることが多いです。海老一染之助染太郎師匠を始め「傘と鞠の曲」を演じられて来た方々が使われていた傘も、そういった和傘をもとにして傘布を張替え、開く角度を変えて注文したものだったそうです。
「傘回し」は身の回りの道具を使った芸であるため「傘回しのため」にもとから作られた傘というものではなく、雨や日光を遮るための傘を「傘回しがしやすいよう」に一部を変えたものになります。
和傘の傘骨や受け骨は「竹」でできており、差して使う際に腕の負担が大きくならないよう軽くするために「細く」作られています。そのため乱雑に扱うとすぐに折れます。
重いものを傘の上で回すことでも、傘骨や傘布を傷めてしまい折れたり穴が開いたりします。どれくらいの重さのものであれば傘が耐えられるのかを把握しておくことは大切です。この絹舞傘の場合は40g前後、重くても100g程度のものを回していただくのが適しています。
傘の扱いについては、和傘だけではなく洋傘も同じであり、強く振り回せば壊れますし修理はとても手間がかかります。
修復可能な範囲であれば修理方法などのご案内もさせていただきますが、基本的には難しいものであるとご理解ください。
道具の特性をよく理解いただき、丁寧に扱っていただくことで、より長く使って頂くことができます。
ご不明な点等ございましたらお問合せください。